給湯器の配管の水漏れは放置厳禁?原因や応急処置の方法をまとめました

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給湯器の配管の水漏れは放置厳禁?原因や応急処置の方法をまとめました

蛇口をひねるだけでお湯がでる。
瞬時にお湯を沸かしてくれる給湯器のおかげで、暮らしはとても便利になりました。

昨今の給湯器は大変コンパクトですが、その内部はとても複雑かつ繊細なもの。
安全性を保つ機能はあるものの、内部にはガス・水・電気が通るため、水漏れが発生すると大変危険です。
給湯器から各水回りへとお湯を届けるために住宅内に張り巡らされている配管もまた、水漏れリスクが高いもの。

いずれにせよ、給湯器に関係する部品から水漏れが起こったら、浸水だけではなく、健康被害、さらには火事など二次被害の危険性があるため、早急に対処しなければなりません。

今回は、給湯器の配管の水漏れに関する解説です。
給湯器の水漏れを放置してはいけない理由や水漏れが起こる原因、水漏れを発見した際にやるべきことについてお伝えしていきますので、是非最後までご覧ください。

給湯器の配管の水漏れは放置厳禁!

一般的な住宅に多く設置されているガス給湯器は、蛇口をひねることでスイッチがONになります。
お湯の蛇口を開ける、お風呂のお湯はりボタンを押す、追い炊きボタンを押し、通水することで給湯器の電源が入るのです。

給湯器にスイッチが入ると、熱するための炎を燃やすため、ファンが回り空気が送り込まれます。
その後点火するためのプラグがスパークし、着火するという流れです。

給湯器の内部に送り込まれた水が熱交換器でお湯に温められ、給湯管や追い炊き管などを通って各水周りへと運ばれる。
昨今の給湯器はとてもコンパクトなものですが、複雑な部品の構造によって、このような仕組みが成り立っています。

もし、給湯器から水漏れしていたら器具そのものの故障のおそれがあるため一大事です。
それと同じくらい、給湯器に繋がる配管からの水漏れも危険です。
ここでは、給湯器の配管からの水漏れによるリスクについてみていきます。

放置は厳禁!給湯器の配管の水漏れ

水道・ガス代が高くなる

給湯器から各水回りへと循環する配管から水漏れしていると、蛇口からのお湯の量が減ったり、湯量が減ってしまいます。
吐水量が少なければさらに多くのお湯をつくるが、また循環する過程で漏れが生じる…
これが繰り返されることで結果的に水道料金やガス料金が高くなってしまうでしょう。

浸水の危険性

住宅内に設置してある給湯器の配管は、床下や壁内など、あらゆるところを通っています。
住宅の見えない部分に張り巡らされた給湯器の配管から水漏れしていれば、建物内部の浸水は知らず知らずのうちに拡大していくでしょう。

それはやがて住宅を支えているん木材を腐敗させ、シロアリなどの被害を生むことになるかもしれません。

パッキンが完全に損傷していれば水は流れっぱなしの状態となります。
集合住宅では階下の住宅が水浸しになるなど、他の住人にまで被害を与えてしまうでしょう。

一酸化炭素中毒

給湯器の配管からの水漏れが経年劣化によって起こっている場合、給湯器内部の部品にも何らかの不具合が表れ始めていてもおかしくありません。

もし、給湯器そのものからの水漏れが発生していれば、大変危険です。
なぜなら、燃焼室の中のバーナーに水がかかると、燃焼に必要な酸素が十分に供給されなくなり、不完全燃焼を起こしてしまうからです。

これにより一酸化炭素が発生してしまうため、住宅内に高濃度の一酸化炭素が充満し、中毒症状を起こしてしまうかもしれません。

電気系統からの発火

一酸化炭素中毒と同じくらい怖いのが、水漏れによる電気系統からの発火です。
給湯器の電気基盤の部分には厳重なカバーが設置されていますが、水漏れの度合いや浸水加減によっては基板に水が付着する可能性があります。

通常、水漏れによる電気基板のショートが発生した場合は、安全装置により自動停止機能が働くようになっていますが、経年劣化による不具合が生じた場合はその機能は働きません。

ショートによる発火の危険性が高まるほか、周辺の環境次第では更なる二次災害も懸念されるでしょう。

給湯器や配管からの水漏れによる被害、とても恐ろしいですね。
子レンジャー
子レンジャー
親レンジャー
親レンジャー
光熱費の上昇だけではなく、浸水、一酸化炭素中毒、火事の危険性もあります。
水漏れを発見したら放置は厳禁!
すぐに対処することが大切ですよ。

給湯器からの水漏れ 原因はなに?

給湯器の水漏れ4つの原因

給湯器の配管からの水漏れは凍結や施工ミス、経年劣化など、その原因は多岐にわたります。
ただし、そのほとんどは自己解決できるものではありません

前項で申し上げた通り、給湯器の内部は非常に複雑かつ繊細なもの。
たとえ配管の修理であっても、作業中に不具合が生じ、給湯器そのものに悪影響を与えてしまえば大変なことになります。

給湯器配管からの水漏れを発見したら、直ちに使用を中止し、専門業者に修理を依頼しましょう。

修理を依頼する際は、現在の状況と分かる範囲の原因を伝えることが大切です。
それらを伝えることにより、業者も対応の判断がしやすくなり、早急に解決できる可能性が高まるからです。

この項目では、給湯器配管からの水漏れ原因を把握できるよう、考えられる原因と症状について詳しくお伝えしていきます。

給湯器の配管からの水漏れで考えられる原因は、下記3つです。

  • 経年劣化
  • 凍結
  • 施工ミス

それぞれの原因と症状について詳しくみていきましょう。

経年劣化

最も考えられる原因は、経年劣化によるものです。
給湯器そのものの寿命、いわば耐用年数は、約10年程度と言われています。
使い始めてから10年を目安に、内部部品の劣化症状が顕著に表れはじめ、トラブルが生じやすくなるのです。

内部部品の接続部分にはパッキンが多く使用されています。
この部分が劣化し、亀裂が入ると水漏れの原因となるでしょう。

給湯器から繋がる配管に関しても、その耐用年数は10年程度
配管の接続部分には内部部品と同じくゴム製のパッキンが取り付けられており、これらは使用の度に摩擦を受けます。
使用開始からある程度年数が経過すると、劣化し、配管からの水漏れが起きやすくなります。

ゴムパッキンの劣化は目で見て確認できますので、接続部分の様子を見ることで水漏れ箇所を特定できるでしょう。

凍結

配管が凍結すると、水が氷ると凝固し、体積が増え、配管内で水の行き場がなくなります。
そうして配管に亀裂が入ったり、破裂、または変形してしまうのです。

冬場は水回りのあらゆる器具が凍結する恐れがあります。
それは水栓器具だけではなく、給湯器、給湯器の配管も同じです。
冬場の気温が低い地域であれば寒冷地仕様の給湯器を設置している可能性があります。
しかし、その他の地域では寒冷地仕様ではないため、凍結が起こりやすい-3℃以下になる際には油断は禁物です。

配管の凍結というと、屋外にあるものばかりをイメージしてしまいますが、住宅内部にある配管もそのリスクは同じ。
給水管はもちろん、給湯管や追い炊き管、給湯器内部にある配管も凍結する恐れがあります。

気温が急激に下がった後に水漏れが発生した場合は、凍結によるものである可能性が高いでしょう。

施工ミス

給湯器を設置・交換した直後に配管からの水漏れが確認された場合は、施工ミスが原因かもしれません。

作業施行者は作業完了後に通水作業をし、水漏れの有無を確認するため、施工ミスの可能性は限りなく低いものと考えられます。
しかしながら、配管接続部の締め方が緩すぎたり、逆に閉めすぎていた場合、ある程度時間が経った後に水漏れが発生するケースも少なくありません。

もしかしたら、取り付けた部品がすでに損傷していたということも考えられるでしょう。

水抜栓からの水漏れは問題ない

給湯器からの水漏れ 水抜き栓の役割とは?

稀に、給湯器と接続している配管側の水抜栓から水漏れすることがあります。
ただし、この部分に関しての水漏れは大きな問題ではありません。
なぜなら、過圧防止安全装置(給湯器内部の圧が高まると自動的に水を抜く装置)が働いているために起こるものだからです。

これは旅行等で長期間給湯器が運転していなかった場合に起こる症状です。
水漏れの箇所が水抜栓であると判断できる場合は、そのまま給湯器の運転を再開しましょう。
次第に水漏れの症状は治まり、通常の状態へと戻るはずです。

水漏れが止まらない場合は故障の可能性

水抜栓は給湯器の減圧や凍結を防ぐために一時的に機能するもの。
しかし、

  • 水漏れの量が多い
  • 水漏れが止まらない
  • 常に運転しているのに頻繁に水漏れが起こる

このような場合は、給湯器が故障している可能性があります。
給湯器内部や配管接続部分からの水漏れが同時に発生しているかもしれません。
すぐに給湯器の使用を中止し、次項でお伝えする応急処置を行いましょう。

給湯器の配管から水漏れした時の応急処置方法

先述した通り、給湯器の水漏れに対して、自己解決できるものはほとんどありません。
給湯器の配管を外してパッキンの交換作業を行うには、専門の国家資格を有するものでなければならないと法律で定められているからです。
近年は部品を手に入れることも難しくなっています。

給湯器はシンプルな構造の水栓器具とは違い、複雑な構造です。
電気回路が設置されていますし、給水管だけではなく、ガス管にも接続されています。
もし、誤った方法で修理をしてしまえば、二次被害に繋がるかもしれません。

配管を外さない作業、例えば、配管の水漏れ部分に補修テープを貼るのは良いとされています。
しかしながら、高温のお湯が通る配管に市販のテープを貼っても溶けてしまい、焼け石に水。
ナットの緩みを締め直す作業も問題ありませんが、力加減によっては逆に損傷させてしまうかもしれません。

給湯器やそれに繋がる配管に関しては、自己解決を優先せず、専門業者に連絡をすることが基本的な行動であることを心得ましょう。

親レンジャー
親レンジャー
給湯器にエラーの表示が出た段階で使用を中止することが大切です。
応急処置の基本となりますので、日頃から表示をチェックし、異常がないかを確認しましょう。
エラーが出たらすぐにお湯の使用を中止しなければなりませんね。
子レンジャー
子レンジャー
親レンジャー
親レンジャー
使わないようにしようと思っても、いつもの癖で出してしまったり、事情を知らない他の住人が使ってしまうかもしれません。
二次被害を防ぐためにも、水漏れを発見したら次項でご紹介する3つのことを行ってください。

給湯器の水漏れを見つけたらやっておくべきこと

水漏れを放っておくと浸水だけではなく、電気回路のショートや一酸化炭素中毒になる恐れがあります。
給湯器の水漏れを見つけたら業者に連絡をしますが、まずはその前にこれ以上事態が悪化しないよう、下記3つの対処を行ってください。

  • 給湯器の電源を切っておく
  • 給水栓を閉める
  • 給湯器の下にバケツを置いておく
給湯器から水漏れした際の対処方法

給湯器の電源の切り方

給湯器の電源はリモコン等で操作できますのでオフにしておきましょう。
水漏れの量が多い、配管だけではなく接続部分や給湯機本体からも水漏れしているという場合は、電源コンセント自体を抜いておくことをおすすめします。

給湯器の電源は一般的に、下記いずれかの場所に設置されています。

外壁給湯器付近にあるコンセント/ガス給湯器に多い
給湯器下給湯器下にあるカバーの中/配管の邪魔にならないようまとめられている
分電盤分電盤から直接電気をとっている/エコキュートや電気温水器に多い
メーターボックスマンション等の集合住宅に多い

給水栓の閉め方

給湯器は常にお湯を沸かしているわけではなく、通水によって動くものです。
つまり、給湯器に繋がる給水栓を閉めておけば、漏電等のリスクが下がるということです。
また、給水されないことでそれ以上の水漏れも防ぐことができます。

電源をオフにすることに加え、念のため給水栓も閉めておきましょう。

給水栓はバルブを時計回り(右)に回すと閉められます。
きつく締め過ぎるとバルブの故障に繋がりますので気を付けましょう。

配管からの水漏れは水道修理業者へ

給湯器内部の水漏れは給湯器のメーカーや給湯器専門のメンテナンス会社、ガス会社への相談となるのが一般的です。
ただし、給湯器外部の配管は給湯器そのものに関係ない部分でもあります。
そのため、水道修理業者へ修理を依頼すると良いでしょう。

給湯器のメーカー等に修理を依頼するよりも、早く駆けつけてくれる可能性があります。

しかし、給湯器本体にも異常が見られたり、本体との接続部分で水漏れが起こっている場合はメーカーあるいはメンテナンス会社に相談する必要があります。

業者に連絡する際は水漏れ箇所を分かる範囲で特定し、それを伝えておくことが大切です。
また、現在の水漏れや対処の状況(水漏れの量、電源プラグを抜いている、給水栓を閉めているなど)についても伝えておくと、作業がスムーズに進みやすくなります。

業者選びは慎重に!信頼できる業者とは?

業者に修理を依頼した場合の料金目安

給湯器配管からの水漏れ修理を業者に依頼した場合、どれくらいの費用がかかるのかについては下記表をご参照ください。

作業内容費用目安
Oパッキン交換5000円~8000円
配管補修1万円~2万円
給湯管補修1万5000円~2万5000円

配管の接続部分に多いOパッキンの交換であれば部品代は数百円程度となりますので、基本料金や作業料金と合わせても1万円以内に収まるでしょう。
配管や給水管、給湯管に損傷があり、それらを補修するとなれば部品代や作業料金はより高くなると考えられます。

この金額はあくまでも目安です。

基本料金や作業費用、費用の内訳は業者によって異なりますので、作業前に見積もりを取り、金額に納得した上で依頼をしましょう。

親レンジャー
親レンジャー
給湯器を設置した直後~2年以内であれば、メーカーが無料で修理してくれる場合があります。
購入時の保証書をみて、保証期間を確認しましょう。
耐用年数の10年を超えている場合はどうしたらよいでしょうか?
子レンジャー
子レンジャー
親レンジャー
親レンジャー
水漏れしたまま使い続けることはできませんので、応急処置として業者に水漏れ部分を修理してもらうのが先決です。
水漏れしている箇所以外にも劣化等が見られる場合は、早い時期に買い替えを検討した方が良いでしょう。

まとめ

ここまで、給湯器の配管の水漏れについてお伝えしてきました。
給湯器の配管は給湯器から各水回りへとつながっており、それは床下や壁の中をも通っています。
ここで水漏れが起きればガス代や水道料金が高くなるばかりではなく、浸水による被害が起こるでしょう。

更に、二次被害として一酸化炭素中毒や電気回路のショートによる発火の恐れもあります。
水漏れを確認したら直ちに使用を中止し、応急処置を施しましょう。

給湯器の中は大変複雑な構造になっており、水漏れ箇所が本体ではなく配管であっても、箇所を断定し、正しい修理を行うのは容易ではありません。
給湯器から配管を外す行為は然るべき資格を保有した人のみ許されるものであり、無資格者はナットの緩みを締め直したり、補修テープを貼ることくらいしかできないのです。

応急処置としては、給湯器の通水を止め、二次被害が起こらないように努めることが賢明な方法といえるでしょう。
事態の悪化を防ぐため、早急に専門業者に連絡をすることが大切です。
その際は水漏れの原因や箇所、現在の水漏れの量、給湯器の作動状態について伝えておくと、到着してからの作業がスムーズに進むでしょう。


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